先日の投稿でも書きましたが、平成23年11月6日をもって千葉地方法務局野田出張所が閉鎖され、柏支局に統合されます。

高島司法書士事務所では、野田市の不動産についての登記をする機会はそれほど多く無かったので、たぶん、先ほど申請した相続登記が野田出張所に申請する最後の登記だと思います。

ところで、現在のように郵送やオンライン申請によって、現地の法務局に行かずとも不動産登記が出来るようになったのは、平成17年3月7日に新不動産登記法が施行されたことによります。

それまでは、不動産登記をするには、登記申請書等を提出する際と、登記完了後に登記済証(権利証)等を受け取る際の2回、法務局に行かなければなりませんでした。そのため、独立する前、都内(葛飾区)の司法書士事務所に勤務していたときには、野田の法務局へも何度も行ったものです。

東武野田線の野田市駅から徒歩でひたすら歩いて法務局へ到着。しかし、やるべきことは箱の中に書類を放り込むだけで、滞在時間1分などということもあり。今思えば、同じ登記をするにもいかに多大な労力を費やしていたかと実感させられます。

今日の不動産相続登記はオンライン申請ですから、事務所の中で「送信」ボタンを押すだけ。その後に、添付書類を野田の法務局へ郵送する手間はありますが、登記完了後の書類も書留郵便で送られてきますから、結局、事務所近くの郵便局に1度行くだけで登記が完了するわけです。

自分が修行していた頃は、一日をかけていくつもの法務局を回ったこともあったな。などと、今回の野田出張所の閉鎖をきっかけに、少し思い出に浸ってしまいました。

法務局の閉鎖

ついでに更に少しだけ思い出話などを。

当事務所がある松戸市周辺では、かつて流山市にあった法務局が平成13年6月11日に閉鎖され、松戸支局に統合されています。現在も流山市役所の近くに司法書士事務所があるのはそのためです。

私が司法書士試験に合格したのは平成12年10月のことです。その後、平成13年のちょうど1年間、都内の司法書士事務所に勤務した後に、平成14年3月に松戸で独立開業しました。

よって、流山出張所が閉鎖されたときには、すでに司法書士事務所に勤務していたわけなのですが、一度も行かずじまいだったのが心残りです。当時は新松戸に住んでいましたから、その気になればすぐにでも行けたのに。

私は、中学1年生まで流山市で育ちました。そのため、流山市役所のあたりには何度も行った思い出があり、記憶にある故郷の風景の一部となっているのです。もちろん、当時は法務局どころか司法書士という職業の存在さえ知りませんでしたが・・・。

ちなみに、私が生まれたのは柏なのですが、記憶があるのは流山に住んでからです。さらに、中学2年生になるときに、松戸市新松戸に引っ越して以来、社会人になるまでずっと松戸市在住でしたから、いずれにせよ子供の頃の思い出は全て流山、柏、松戸の東葛地域と共にあります。

東葛地域における不動産登記の管轄

週末の高揚感のせいか、つい思い出話を書き連ねてしまいました。最後に、11月7日からの不動産登記の管轄について整理しておきます。

・松戸支局 松戸市 流山市
・柏支局  柏市 我孫子市 野田市

上記5市と共に東葛地域の一つに数えられる鎌ヶ谷市は、市川支局の管轄です。ただし、鎌ヶ谷市については、裁判所の管轄は千葉地方裁判所松戸支部に含まれるのが分かりづらいところです。

関連情報

千葉地方法務局柏支局における商業・法人登記について
千葉県北西部(松戸市、柏市 他)の司法書士についての統計